まなざしカレンダー

【特集】キツツキノツツキ vol.2 なかだの森クロニクル~ロックとポパイとフローレンス~

黄色い向日葵、元気な蝉の声、大きな銀杏の緑の実、
華麗な黒アゲハの舞、突然の夕立、夕暮れの蜩・・・
ついにきました、夏!! 
親心を躍らせる夏、悩ませる夏!?


皆さんお元気ですか?
なかだの森の緑は益々青々とし、涼しい風が通りぬけ、
水遊びの子どもの歓声があがっています。

さて、特集キツツキノキ第二弾、
今回は中川ひろみさんと、
(「特定非営利法人子どもへのまなざし」代表、野外保育「まめのめ」の保育責任者)
藤浪里佳さん(同法人理事、事務局長兼任)に注目です。

毎週金曜日と毎月第二土曜日、この「なかだの森であそぼう!」を主催している「特定非営利法人子どもへのまなざし」に設立当初から関わっているお二人。お二人とも子育て真っ最中の先輩お母さんです。

どんな願いをこめて、どんな夢をふくらませて・・・・・?
その思いを語っていただきました。


   ◆中川ひろみさん◆

①名前
  中川ひろみ
②血液型
  B型  
③誕生日
  12.7(いて座)) 年齢?アラフィフってことに~(笑)
④出身地は?
  東京都文京区
⑤家族構成は?
  義母81歳、夫、娘(大学2年)、息子(高校1年)
⑥趣味は? 
  家族旅行が楽しみだったんだけど、今はそれがそれぞれ忙しくて
  叶わなくなっています。 (四万十川で沈下橋から飛び込み、
  雲取山に登る、釧路川でカヌー、小笠原でイルカと泳ぐ…)
⑦好きな食べ物は?
  ごはん
⑧嫌いな食べ物は?
  なし、何でも食べます
⑨あなたの長所は?
  なんとかなるさ
⑩あなたの短所は?
  短気のおこりんぼ!
⑪今日の朝食は?  
  子ども(二人分)のお弁当の残り物とごはんをがっつり!
⑫家でリラックスしている時は何してる?
  すべてのことに目をつぶって、ビール!
⑬一週間ヒマが出来たら何がしたい?   
  今、お母さん達の間で流行ってる『断捨離』を徹底的にやってみたい!
⑭私実は○○なんです    
  「私実はなまけものなんです。ダラダラしてるの好き(笑)」
⑮好きな言葉は?
  『完璧な親なんていない』
⑯春、夏、秋、冬どれが好き?   
  この活動を始めてどの季節も大好きになったのだけど、やっぱ夏かな
  実は、学生時代はずっと水泳部でした。
⑰今一番欲しいものは?
  一日が30時間あったらなぁ
⑱ストレス発散方法は?
  ダラダラすること(笑) 
  あとは人と話すことかな。人と話して自分整理。
⑲得意料理はなんですか?
  シャトルシェフ様様です~。はい、料理は苦手(汗))
⑳あなたがもっとも影響受けたひとは?
  私が市民の立場で活動して行こう!と決めるきっかけとなった人がいま
  す。
  自分に厳しく、他人にも厳しい人だったなぁぁ…。
  たくさんの事を学ばせて頂きました。
21.この一年を通し楽しかったことは?   
  なかだの森でのたくさんの方との出会いと、
  野外保育「まめのめ」の子どもたちと過ごす毎日。
22.この一年を通し苦しかったことは?   
  苦しいというか悲しいこと…美白やおしゃれとは無縁なこと。
23.この一年を通し感動したことは?
  活動で人と人との絆を感じた時。

   ◆藤浪里佳さん◆

①名前
  藤浪里佳
②血液型
  A型  
③誕生日
  7・29(しし座)  上に同じく私もアラフィフって感じで(笑)
④出身地は?
  静岡県静岡市
⑤家族構成は?
  夫、娘(高3)、息子(高1)
⑥趣味は?
  パッチワークとクラシックバレエ
⑦好きな食べ物は?
  鰻、寿司
⑧嫌いな食べ物は?
  なし
⑨あなたの長所は?
  あんまり怒らない
⑩あなたの短所は?
  意外とくよくよしちゃう
⑪今日の朝食は?
  ごはんにふりかけ、コーヒーゼリー
⑫家でリラックスしてる時は何してる?
  テレビでスポーツ観戦しながらうとうとすること。
  これから甲子園の季節です
⑬一週間ヒマが出来たら何がしたい?
  登山、一週間山にこもる
⑭私実は○○なんです
  「私実はワイルドなんです。そして意外とドジなんです。」
⑮好きな言葉は?
  『家事と育児は両立しない』
⑯春、夏、秋、冬どれが好き?
  夏
⑰今一番欲しいものは?
  日帰り温泉に行く時間
⑱ストレス発散方法は?
  夜中にチクチクする(裁縫)、窓ガラスを鏡代わりにバレエを踊る
  。。。あとはお酒?!
⑲得意料理はなんですか?   
  普通の家庭料理
  最近ヒットなのは豆腐のドライカレー(レシピ知りたい方は森で!)
⑳あなたがもっとも影響受けたひとは?
  母
21.この一年を通し楽しかったことは?
  家族で行った箱根旅行
22.この一年を通し苦しかったことは?
  ファシリテーター養成講座
23.この一年を通し感動したことは?
  サッカーワールドカップの男の涙に感動

 
それでは、ここからはお2人一緒に聞いていきたいと思います。

(fairy 以下f、マンボ 以下マ)まず、お2人の出会いは?

(中川 以下中、藤浪 以下藤) 下の子が幼稚園(公立)で同じクラスだったんだよね~

マ:お互いの第一印象は?

中:「真面目で賢そうなお母さん!」

藤:「今と全然変わらない。とにかくパワフル!(笑)
  入ってすぐに「みんなで○○公園行かない?」に始まり、
  流しそうめんやったり、休みにはプール行ったり
  クラスのイベントの常に母リーダー!」

中:えへへ(照) いろいろ楽しいことやるの好きなんだよね~

 f:さてさて、そんなお2人なのですが。。。
  子供へのまなざしはいつ立ち上げたんですか?

中:え~と、2年前になるのかな?
  H20年6/20に第一回なかだの森で遊ぼうを開催しました。

藤:法人となったのはロックの日なんだよね。6/9ね。

マ:何故にロック! ロック好きがいるんですか?(笑)

中:いるんです。理事の中に!どうせならロックの日にしようって(笑)

 f:あ、本当にいるんですね。どなたでしょ~(笑) 

中:「ロックは愛」なんだそうですよ。
  その辺は今度直にインタビューしてみて(笑)

 f:子供へのまなざしを立ち上げるきっかけってなんですか?

中:日野市の「ひのっ子すくすくプラン」に二人で参加したんだよね。

藤:「すくすくプラン」っていうのは、日野市全体の子育て支援の計画のこと。
  そのなかの重点的な取り組みに、市民の手で子どもの居場所作りを
  しようというのがあったんだよ。
  自分たちの手で、必要な居場所を作ろう!!っていう会議に参加したん
  だ。

中:日野市には室内施設はいっぱい出来たんだよね、
  でもやっぱり外で遊びたい!遊ばせたい! 
  そんな思いを持った母親たちが、
  2008年3月3日に
  「子どもの遊びについて日々感じていること ことを語る会」
  を企画したのね。
  「のびのび子どもを遊ばせたい」っていっても
  ・・・公園に行っても誰も居ない・・・
  裸足にさせたら、砂場に水を入れたら、白い目で見られる・・・
  滑り台で反対のぼりできない・・・
  木登りなんて、ましてや火を焚くなんてとても無理・・・
  「公園が苦しい」っていう思いが、あることを知ったの。
  「本当は外で遊びたいけど、友達を作るには室内しかない」
  と思っているお母さんが、なんとまあ、多いこと!!

藤:子育て中の「やりたい、こうしたい」気持ちって、
  子育てが終わっちゃった人は忘れちゃうんだよね。
  子育て真っ最中のお母さんの話だからこそ、
  思いは出てくる出てくる・・・(笑)

中:そんなお母さんたちと話していたらね、
  「・・・やりたいなら・・・やっちゃう?」(笑)みたいな感じで。
  じゃあさ、それ、どこにする?
  ・・・あ!!なかだの森があるじゃない!?!夏にだけ開く場所だけど・・・
  それから、市の子育て課にかけ合い。
  「トイレないよ」 「いいんです」
  「危ない場所もあるのに、小さい子の親子、誰が来るの!?」
  「いいんですいいんです、まずはニーズ調査です!!」。
  初めは森を毎回単発的に市から借りて、イベントを開催。
  「どろんこしましょ~!」とかね。
  ・・・でも、来てくれた親子に、「次はいつですか?」と聞かれても、
  次がいつになるか、分からない。
  やっぱり人って、定期的にあるからこそ集まるし、来てくれるよね、
  ということになり・・・その後。
  「何か特別なイベントをしなくても、森に来るだけで、いいよね。」
  そして、今のスタイルになったんです。
  公園にみたいに整備されていないけど、むしろ、だからいいんですって。
  子どもをのびのびと・・・思いっきりけんかさせてあげたい・・・
  そんな親の思いは、親も子もリラックス出来る場所でだからこそ、
  子どものことを、そのままありのままを見守ることが出来るんだよね。   

マ:そうなんですよね。
  子だけでなく親もリラックス出来るっていうところ、ポイント高いですよね。
  私本当、森に来て「あ~ここここ!こういうところ私探してたんだよ~」
  ってすごく思いましたもん。
  我が子だけでなく、母もリラックス出来る場所。
  周りの目を気にすることなく子どもの遊びを見守れる場所。
  自分自身も一息つけたり、楽しく過ごせる場所。
  本当ステキ!
  嫌なことあっても金曜の森を楽しみに頑張れたりしてね。
  多分そういう人多いと思いますよ~
  お2人をはじめ、立ち上げてくれたみなさんに感謝の気持ちでいっぱいで
  すよ。本当にありがとうございます。
  みなさんに足を向けて寝れません(笑)  

 f:ホントにホントに!(大きく頷く)    

 f:「子どもへのまなざし」この名前の由来は?

中:これはすごい悩んだよね~。もうぐるぐる回ったね。

藤:いろいろ出てきたよね、ポパイとか(笑)

中:フローレンスとかね(笑)
  それで、立川で佐々木正美先生の講演会をみんなで聞きに行った時
  メンバーの母の一人が「子どもへのまなざしがいい!」と言い出し
  「理念に合ってるね~」とみんな賛成し、
  佐々木先生の許可をいただいて、決まったんだよね。

 f:さてさて、今年の4月で通年開催一年を向かえ、ますます盛り上がってきた森なのですが
  今後、どんな森にしていきたいと考えてますか?

中:森が人をくっつける。。。そんな場にしていけたらなぁと思ってます。
  人と人の関係を深める場、人の輪が広がる場。
  「子どもがいるから広がる輪」を大事にしていける場にしていきたいなぁ。

藤:これからも多くの人に森の良さを知ってもらいたいな。
  それから、子どもって0歳から18歳のことまでを指すので、
  乳幼児だけでなく、18歳までの子ども全体を視野に入れた活動を
  森でしたいなぁ。。。なんてことを密かに考えてます。

 f:ではでは、
  子育ての先輩母として森の母達になにか一言頂けますか?

中:そんな、先輩だなんて!恐れ多い。。。
  お母さん一人一人に力があって、
  子育てだけしてなさい!なんて勿体無い!
  母だけじゃなくて、人としてイキイキと輝いて欲しい。
  次の時代を生きる子どもたちのことを共に考える仲間として
  一緒に活動していきましょう!! 

藤:先輩なんて言われちゃってるけど、私達もまだ子育て中よね(笑)
  誰かに助けを求めるのって、すごく大事!
  難しいかもしれないけど、「助けて!」って周りの人に言うことで、
  自分の殻がとれたりするよね。私もなかなかできなかったんだけどね・・・
  ホント「子育ては一人じゃできない!」って感じかな。 

 f:最後に、子どもたちに一言お願いします!

中:え~、難しいなぁ。
  いつも元気をありがとう!。。。かな。
  あと、一緒にいられて本当楽しいです。ありがとう。

藤:今のまんまで元気に遊んでください。
  何も考えなくてよし!今は自分の感覚で大丈夫!


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今回お2人にインタビューする際、森の母に質問を募集したんですが
そんな中、野外保育まめのめの保育者であり、子どもと毎日接している中川さん宛てに子どもに関する質問が多く届きました。
なので、近々番外編としてその中からいくつか紹介する予定です。

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キツツキノキ第二弾。いかがでしたか。

ちょっと照れやでお茶目な元気なお母さん。
森のことを聞くもよし、子育て相談、旦那様の相談、人生相談、
今晩のメニューを相談するもよし。
ちょっとしたつぶやきにも耳を傾けてくれます。
森で見かけたら是非お話してみてください。

お二方、いつでも新しい出会いを待っています。

ちなみに、、、
中川さんはウエストポーチとそこからぶらさっがたカメラが、
藤浪さんはローズピンクのジーパンが目印です。
あれ?今日のお昼ご飯の時の貴方の隣の彼女が、
中川さん、藤浪さんだったかも知れないですね☆

インタビューの最中も始終笑いのたえない、楽しい時間でした。
中川さん、藤浪さん、ご協力ありがとうございました。 




そして「なかだの森であそぼう!」がここに至るまで、関係者の方のご尽力
市役所や森で活動している他団体の方々のご理解とご協力のお陰で、
私たちがなかだの森に入り、のびのび遊び、
リラックスして過ごすことが出来ているんだなあと、改めて感じました。
本当にありがとうございます。

これからも、なかだの森が、森の緑に包まれて、
みなさんの心地よい居場所であり続けますように・・・                              



                          ☆ fairy & マンボ★☆

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