2011年8月11日木曜日

おはなしの森の様子 前編

7/15日金曜日 無事おはなしの森第二回を終えることができました。

当日森へ足を運んでくださった皆さん
お手伝いをしてくださった皆さん
本当にありがとうございました。

当日の様子、そしてスタッフの感想などをまとめましたので、どうぞご覧ください。

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10時半
定刻通りに始まるはずもない「森時間」

いつものゆったりした空気の中、気が付くとおはなしの森がはじまっていました。

 
この日、子どもたちへの読み聞かせは
ジョンバーニンガムの

「ガンピーさんのふなあそび」



大人も子どもも、ジョンバーニンガムの世界の中へ・・・。



私の読者は子どもだけでなくすべての人々だ
作品は簡明にしようと心がけるが
子供っぽくはしない
これは、ジョンバーニンガムの言葉です。

自然体なのにとても奥が深く
画集の様な彼の絵の世界感
子どもだけでなく、大人も魅了する彼の絵本。

皆さんの心にはどう響きましたか?



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今回も子ども、おとな共にメインで読み聞かせをしてくれたゆみさん。
彼女の声は森にほどけるような心地よさ。

読み聞かせ役のゆみさんがこんな思いを寄せてくれました。



金子みすず 「私と小鳥と鈴と」を「うたわせて」いただいた、ゆみです。

ここ何年か毎日、現在小学校1年生の息子と3歳の娘の母をしております。

 子どもと過ごす毎日の中で、「人と人とを比べるのはナンセンスだ!」と分かっているのに比べてしまう私がいます・・・。「あの子はちゃんとできるのにウチの子は何でできないのかしら?」「何でウチの子はこうなの・・・?」

子どもだけに限らず、自分や夫も比べてしまって落ち込んだり苛々したり。

「あの人は私より子どもが多いのに私より活動的で、私って何てグズなんだろう。」「あの家の旦那さんはウチの人よりまめね。いいな・・・」

 そんな思いに駆られた時は、決まってこの「私と小鳥と鈴と」の一節を心の中で唱えていました。

 みんなちがって みんないい

先日、あるライブに出かけた時に、この詩に曲がつけられていることを知ったのです。詩の言葉と曲が静かに私の中に沁みて、そしてこの詩の世界が果てしなく広がったように感じました。

 早速、夕食の支度しながらの猛練習を数日重ねて歌えるようになると、日常にちょっとした変化が生じたのです。

 生活の中で、少しのことでも人と比べる感情が芽生えると、今まで言葉で意識的に唱えてきた詩が、メロディでスッとその場に現れて、「この子はこの子でいいんだ」「私は私でいいんだ」「夫は夫で頑張ってくれてる」「みんなちがうからこの世の中面白いんだよっ!!」と、今までの感情を瞬時に一転させてくれるのです。音楽の力ってスゴイ!音楽サイコー!ヒューヒューだよっ!

 そんな訳で、つたない歌声ではありますが、この詩とメロディの魅力を少しでも皆さんにお伝えできたら・・・、という気持ちで歌わせていただきました。

 ありがとうございました。




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そして、同じく

『葉っぱの赤ちゃん』を詠んでくれたミホさんの思いです。



母の読み聞かせ役。スカウトされた時には、何も考えずに気軽にいいよと答えていました。




でも、おはなしの森の日が近づいてくると、ドキドキ。

「この中から好きな詩を選んで読んで。どうしてそれを選んだかも、みんなに話して欲しいの」



詩集を一冊、最初から最後まで読むなんて生まれて初めての経験。

思いのほかぐっと集中できてあっという間に読めてビックリ。気になる詩が数編。

どうして選んだかを話すのか・・・気になった詩だけをもう一度読み直す。



『葉っぱの赤ちゃん』



「ねんねなさい」は

月の役。

そっと光を着せかけて、

だまってうたふねんね唄。



「おっきなさい」は

風の役。

東の空のしらむころ

ゆすっておめめさまさせる。



昼のお守りは

小鳥たち。

みんなで唄をうたったり

枝にかくれて、また出たり。



ちひさな

葉っぱの赤ちゃんは、

おっぱいのんでねんねして、

ねんねした間にふとります。


8月生まれの葉月ちゃん。

子どもの名前・・・いっぱいいっぱい考えたなぁ。

優しい子になって欲しいという私と、これからの時代、逞しさも必要だよという夫。

優しさと逞しさを合わせ持つ「自然」から文字をもらおう。



葉っぱの赤ちゃん。

生まれたばかりの子どもの寝顔を見ながら名前を考えた日々。

詩を読みながら思い浮かべる赤ちゃんは、生まれた頃の娘の姿でした。

そして、月の役も風の役も小鳥の役も・・・と一生懸命、格闘していた私。



ガチガチに肩に力が入っていた子育てスタート。

そんな私をホッと一息つかせてくれた森。ここで出会った人たち。

この森で、子どものこと、自分のこと、ちょっと話して気持ちが楽になる人が

今日もいたらいいな。

そんなことを思いながら、心臓をバクンバクンさせながら、精一杯声をはって

みんなの前で、葉っぱの赤ちゃん、読んでみたのでありました。



詩の朗読の後、聴きにきてくれた母たちとおしゃべり。

1歳半くらいの子どもを持つ母たちがたまたま集まっていたので、普段はどんなところで

遊ばせているか、などをおしゃべり。娘のぐずりで中途半端に終わってしまったのが残念。

お互いとても話しやすい雰囲気を持っていらっしゃるステキな母たちでした。

お顔見知りにはなれたから、また森で見かけたら、お声をかけてお話したいな。



ドキドキしたけど、とてもいい経験になりました。

私でもできたのだから、次はこれを読んでくれたあなた、そうあなたがぜひやってみて。

お気に入りの詩が見つかるかも。

その詩があなたの中に眠るすてきな気持ちに出会わせてくれるかも。



次回おはなしの森での母の読み聞かせ役をやりたいという人大募集中です。

やってみようかな~という方、今回読み聞かせをした面々にお声かけください!

お待ちしています。



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おはなしの森の様子後編も引続き

大人への読み聞かせで詩の朗読をしたスタッフの感想などをお届けします。

お楽しみに!






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