まなざしカレンダー

おはなしの森の様子 後編

おはなしの森の様子前編の続きです。

前編はこちらからどうぞご覧ください。

大人への読み聞かせをされたひろみさん、思いを寄せてくれました。

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わたしが読ませて頂いたのは金子みすゞ童謡集「このみちをゆこうよ」から


タイトルと同名の「このみちをゆうこよ」です。

詩なんて柄じゃない私ですが

「このみちのさきには、なにかなにかあろうよ。みんなでみんなで行こうよ…」

このなにかなにか…という表現が気に入りました。

子育ても時々に先の見えない迷い路に入ってしまったように感じることがあります。

迷い悩まない人はいないけれど、この“子育て”という道の先には、この上もない喜びやなにか自分の成長につながるなにかに出会える。

それは今私が夢中になっているNPOの活動にも似ている気がする。

道の先になにがあるか分からないけれど、同じ時代を生きる皆さんと歩いて行きたい。

次の時代を担う子どもたちへのあたたかいまなざしを大切にしながら…。



私のグループでは「本」をキーワードにお話しする時間を持ちました。

「とても自分の好きな本を読む時間なんてない」「せめてトイレの中はひとりになれる」という話題から

「実家が遠くて頼れない」「子どもが病気の時に助けてくれる人がいない」「父親は忙しくて当てにならない」など

子育て中ならではの「そうそう、分かる分かる」の時間になりました。

「子どもに本の読み聞かせをしたいけれど、まだ興味がないみたいで…」というお母さんに

「うちは幼稚園に行くようになる頃から本が大好きになった。
今では図書館で20冊以上借りてきては寝る前に読んでいる」という話題も出ました。

同世代の子どものお母さんとだけでなく、我が子より少し大きいお子さんを育てているお母さんと話す時間もとても貴重なのだと感じました。

これをキッカケにこれからも気軽に森でおしゃべりの輪が広がるといいなぁぁと感じました。

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おしゃべり会を担当してくれたともさんも感想を寄せてくれました。



おしゃべり会を開催したのは、おはなしの森をきっかけに、森に来る父母の輪が広がったらうれしいというスタッフの想いから。


予想以上の人数が集まり、童歌での自己紹介の後、急遽三つのグループに分かれて、おしゃべりをした。



森の魅力のせい?



心がオープンになっている表情で、皆さん明るい表情でおしゃべりをしていて、スタッフとしてはうれしかったです。

もっと時間がほしかったですね。


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第二回おはなしの森はいかがでしたか?
皆さんに少しでも楽しんでいただけたらスタッフ一同とても嬉しいです。

第三回おはなしの森も予定しております。

秋の森のおはなしの森、楽しみにしててくださいね!











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