まなざしカレンダー

【あそべ!子どもたち!事業】「飛び出せ!冒険隊!」2015
自転車で51キロの冒険の旅

今年で3年目となる「飛び出せ!冒険隊!」

この企画は、大人があらかじめ全てを
決めてしまうのではなく、
子どもたち自身が「やってみたいこと」「挑戦したいこと」を
出し合い、相談しながら活動を組み立てていくことが特徴です。
もちろん、往復が自転車というのもこの企画の特徴です。



7月に2回、8月に1回、計3回の準備会を経て…

今年度は3年生以上14人、スタッフ4人の18人で

さあ!8月19日の朝、3回目の冒険隊が
自転車の旅へ出発します!
メンバーの体力やお天気と相談しながら
全力であそぶ3日間。
自転車は点灯すればケガはつきもの。
車が通る道も行くので緊張もする場面も
多々あるのですが、そのドキドキも冒険には欠かせない。

自分の力で乗り越えた道のりは、もうすでに君のもの!
力を出し切った子どもたちの顔はとてもたくましく、
誇らしくさえ、感じました。

この3日間の様子を写真で少しだけすが、
皆さんにご紹介します!

*  *  *



出発してすぐ。川沿いを通ります!!

羽村の堰での休憩タイム。
ここで遊びすぎると目的地に
到着しないかもしれないのですが…!?

大休憩ポイントで大いに川あそび。
本気で川の流れに飛び込んだり、
流れに逆らってどこまでも行ったり…

翌日。テント設営、夕飯、川でのお風呂。
で夜から雨模様。せっかくの川あそびが…。
でも女子チームは冷たい川に次々と飛び込み。

くまひげさんに教わった「あんまづり」に
夢中なのはAちゃん。
本当に一日中夢中になっていました。
そして、技を子ども同士教え合う姿も
ステキでした。

こちらはKくんが獲った魚を
焚き火で焼いている所。
男子チームが焚き火の側で
語り合う様子もいい雰囲気☆


焚き火で燻製を作り始めたり、
兄弟についてのつぶやきあいがあったり、
黙って焚き火を見つめているだけで
幸せな夜。
ずーっとこの時間が続いてほしいね。

最後の夜はお楽しみバーベキュー。
カメラマンとして参加してくれたペロくんが
いい焼き具合で焼いてくれました!


最終日の21日(金)、テントの撤収。
荷物の片付けを終えたらこんな時間!
一路日野を目指して自転車を走らせます。
そして、8月21日(金)、冒険隊のメンバーが
無事に帰ってきました!!
今回は往復51キロの道のり。
初参加で精一杯の子と、
まだまだ物足りない子がいたようです。

初回から参加してくれた6年生のみんな、
今年で冒険隊は卒業ですが…
これからもずっとつながっていきたい!
と思っています。

*  *  *

さて、最後に…
今回、私も、娘(小3)が初参加しました。
主役は「行く!」と決めた我が子!
「行きたい!」「やってみたい!」
「でも…大丈夫かな?」
そんな我が子の背中を
自分のドキドキする気持ちを隠しながら
見守ることができて良かった!!
帰ってきた時の誇らしい顔をみて、
本当にそう思いました。

なかなか母同士も会うことがないこの企画、
同じように参加を決めた子の母は
どうなふうに感じて、受け止めたんだろう?
聞いてみたいな、と思いました。

それで、今回、2人のお母さんにお願いして
子どもを送り出した母の感想を書いてもらいました。

一人目は初回から3回連続で参加している
小6の男の子のお母さん。
二人目は今回初参加の小4ん女の子のお母さん。

送り出した母の気持ちも、ぜひ読んでみてください。

*   *

最初は、お友達に「子どもがすっごく
楽しい企画なんだよー。」と教えていただいて
「川であそぼう!がきんちょ団」に
参加させていただきました。
「飛び出せ!冒険隊!」は初年度から
連続で参加させていただき、3回目になります。
毎年参加する度に、自然体験を増やし
たくましく成長していると感じます。

うちの子は小さい頃から生き物
特に魚が大好きな子で、
スーパーに行くと魚売り場に張り付き
家では魚の図鑑をいつも見ていました。

幼稚園の頃からは、暖かい季節になると
毎日のように近所の用水路に行って
魚捕りをしていました。

小学生になると魚博士のアダ名をつけられました。
「川がき」のお迎えの時には
いつもいい笑顔で帰ってくるのを思い出します。

自然や川でいっぱい遊ばせてくれるというのが
うちの子の求めていることとピッタリでした。

体力はあまりない方だったので、「飛び出せ!」は
自転車の旅ということなので
本人は大丈夫と言ってはいましたが
みなさんについていけるのか、迷惑をかけていないか、
初年度はとても心配でした。

でも、川ガキの頃からの
馴染みのスタッフのみなさんと一緒だったので
ぜひ参加させたいと思いました。
とにかく、暖かく見守ってくださいますし、
思い切り遊ぶというコンセプトがいいですね!

好きなことを思い切りさせてあげたい!と思ってはいますが
正直、私ではここまで子どもに付き合うことはできません。
真夏の暑い日に、危険も伴う川で…
安全面も考えてくださって、本当に感謝しています。
支えてくださった皆さま、ありがとうございます。
(小6男子母)

*  *  *

初めて参加した娘は、準備会で
話し合いを重ねる中で楽しみな気持ちを
膨らませる一方、
「私ついていけるかな…」と少し不安な気持ちで
出発当日を迎えました。

送り出した私は、
「きっと楽しんでいる!」と思いつつも、
なんだか落ち着かない3日間を過ごしました。

くたくたでよれよれの状態で帰ってきた娘が、
とてもいい顔をして帰宅したのを見た瞬間、
今年の「飛び出せ!冒険隊!」に参加できて
本当に良かった!と思いました。

夏休みの宿題の「この夏一番の思い出」にも、
この3日間の絵日記を書いていて、
「みんなと一緒に行ったから楽しかったんだよ」と
言ったことが印象的でした。

中学年になり、日々のことに追われて
楽しいことがあまりないと言っていた娘が、
久しぶりに生き生きとした表情で
楽しかったあれこれを話してくれました。

幼児期には、私から離れることができない
タイプだった娘が、数年後には
こうして新しいことに挑戦し、
仲間と一緒に楽しむことができたことを
うれしく思います。

一緒に過ごした仲間たち、そして
スタッフの皆さん、ありがとうございました。
(小4女子母)


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あそべ!子どもたち!事業とは
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「あそべ!子どもたち!事業」は子ども時代の
「あそび」を保障するための取り組みです。
子どもの体験不足が叫ばれる今、
山や川であそぶことを特別なものではなく、
日常的な「あそび」の一つとなることを目指しています。

そのため、この事業に共感して下さる皆さんのご寄付や会費を使い、
安全に配慮しながらも参加費用を極力抑える努力をしています。

活動を通して、子どもたちの「やってみたい!」を
保障することの大切さを実感し、
これからも活動を続けていきます。

皆さんの応援が活動の力となっています。
応援よろしくお願いいたします!

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『子どもへのまなざし』からのお知らせ
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「なかだの森であそぼう!」予約不要です。雨でもやってます。
次回、9/18(金)です!


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  お野菜など、自分が食べたい分持ってきてね。

→毎月第2土曜の土曜の森、次回10/10(土)

  土曜の森は、お肉入りぜいたく鍋つくりますよ~。
お野菜など、自分が食べたい分持ってきてね。

詳しくは、今月の予定をみてね。



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