まなざしカレンダー

多摩川と浅川の香りが違うのを知っていますか?
【あそべ!子どもたち事業】大人の川あそび2016報告


子どもの『あそび』の大切さを理解する大人になりませんか?
〜大人の川あそび〜

多摩川と浅川が流れる日野市。
しかし、今、川で遊んでいる子どもたちを
見かけることはほとんどありません。
「危ない」「汚い」というイメージで
川あそびから遠ざかっているのが現状です。

ですが、川に住む生き物たち、川の流れ、
ヌルヌル、ドロドロ、ビチョビチョとした感触…
それらが全て子どもたちが自ら心を動かす
豊かで自由な”あそび”につながります。

今、子どもの体験不足が叫ばれています。
体験不足を”体験イベント”で補い続けるのではなく、
今を生きる子どもたちの
”今、やってみたい!!”を
保証する世の中にすることが大切だと考えています。

でも、「子どもをあそばせる」前に
大人が川で思いっきり遊んでみて、
五感を使って川を感じることを
大切にしよう!

そんな想いから
「大人の川あそび」
を企画しています。
(7/30(土)/継続3年目)


*  *  *
ところで、皆さんは
多摩川と浅川の香りや手触りが
ちがうのを知っていますか?

私の感覚ですが…
多摩川
多摩川は藻の香りが強く、
川の手触りもモッタリとしています。

浅川
それに反して浅川は
なんというか、香りも手触りも
サラッとしている感じです。

イマイチ、ピンと来ないという方…
ぜひ来年、感じてみてください!

*  *  *

多摩川の水草に
かわいい白い花が咲いていました。


生き物を獲ったり…



飛び込んだり!


私は鯉と泳ぎました。
鯉とおよぐ時間は最高!


そして、みんなで鯉を捕まえる!
なぜか素手で!


タップリ遊んで食べるご飯はウマい!


*  *  *

参加した皆さんからは、
「川の香り、夏の風景が懐かしい」(2児の父)

「多摩川のすぐそばに住んでいるけれど、
川に入ってはいけない、と思っていた。
この川で遊んではいけない!という風潮が
もったいない!」(小学生の母)

「昨年の大人の川あそびの記事(※1)を読んで、
ずっと飛び込みしたい!と思って、
今日、参加しました!
久々に鼻に水が入る経験をした!」(小学生の母)

「毎日、朝から晩まで大学の授業だった。
今日、久しぶりに外出て、太陽見て、
川が流れているのを見て、蝉の声を聞いて、
ああ、私、生きてるな〜、
夏だなぁ!暑いなぁ!って嬉しくなった!!」
(大学生女子)

「初めて、ヌマムツを獲った!
手でとったーーー!!嬉しい!」
(ゆきんこ/スタッフ)

*  *  *

そして、
実際に遊んでみたから分かることも…
日々の生活と川がつながっていることを
実感します。

「去年はもっと水が綺麗だった。
ちゃんと梅雨にしっかり雨が降ってくれないと。」
(タモツ)

「釣り針など、人の落し物、ゴミは
危ないものが多い。」
(ひろみん)

*  *  *

そして、もう一つ気付いたこと。

「日野って良いところじゃないか!!」
ということです。

自分の住むところを好きになるって、
すっごく得した気分!
そして、「自分がここで生きている!」
っていう実感につながる気がします。



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来年度の「大人の川あそび」に
一緒に参加しませんか?
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来年度も6月なかばに当団体ホームページから
お申込み、という流れになる予定です。

子どもの頃に戻って、
自分の中の新しい”子ども”を見つけて、
いっぱいいっぱい一緒に
遊びませんか?

当団体のメルマガでは
当団体の各事業の活動の
様子や想い、スケジュールを
毎月配信しています。
ぜひご登録下さい。



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『子ども時代のあそびを保障する場づくり』
一緒に実現しませんか?
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「子ども時代のあそびを保障する場づくり」は
子ども時代の「あそび」を保障するための取り組みです。
子どもの体験不足が叫ばれる今、
山や川であそぶことを特別なものではなく、
日常的な「あそび」の一つとなることを目指しています。

そのため、この事業に共感してくださる皆さんの
ご寄付や会費を使い、安全に配慮しながらも
参加費用を極力抑える努力をしています。

活動を通して、子どもたちの「やってみたい!」を
保障することの大切さを実感し、
これからも活動を続けていきます。
皆さんの応援が活動の力となっています。

こんな応援の方法があります!
応援、よろしくお願い致します!

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