2012年12月2日日曜日

柴田愛子さん講演会
「お母さん、それは悩むことではありません~大人の正解と子どもの本音~」特集vol.3


柴田愛子さん講演会
「お母さん、それは悩むことではありません〜大人の正解と子どもの本音〜」
12/7(金)に「なかだの森であそぼう!」にて開催します。

皆さん、おはようございます。
講演会実行委員のユキコです。
現在6才(年長さん)のオテンバ娘を持つ母です。

さて、柴田愛子さん講演会特集、3回目となります!
12/7の講演会で、愛子さんを囲んでもっとステキな時間にしたい!と思い、特集を組んでいます。いよいよ特集も折り返し地点となりました。
さあ、今回も張り切って参りますよ!

の前に、前回号が気になる方は
柴田愛子さん講演会「お母さん、それは悩むことではありません〜大人の正解と子どもの本音〜」特集vol.1
柴田愛子さん講演会 「お母さん、それは悩むことではありません~大人の正解と子どもの本音~」特集vol.2もぜひご覧ください。


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柴田愛子さんって?
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りんごの木」という無認可保育園、そして小学生の居場所を創っている方で、
「子どもの心に寄り添う」ことを基本姿勢とされている愛子さん。
子育ての本や絵本などの執筆活動もされています。

そんな愛子さんに講演会の打ち合わせでお会いしてきました。
本や講演会などで、子どもの様子をありのままにイキイキとお話してくださる愛子さんは、ご自身や周りの人に対しても、とてもシンプルにありのままでいていいんだよ、というオーラを放っていました!


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愛子さんとわたし
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今回、愛子さんへの想いを綴ってくれたのは、真弓ちゃん。
2才の双子の男の子を持つお母さんです。

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私にも理想の育児がありました。
いっぱい抱っこして、
子どもが望むだけおっぱいをあげて、
おっぱいをあげながらたくさん話しかけよう。
寄り添って抱き締めて寝よう。
オムツは布オムツにしようかな。
外でたくさん体を動かそう。
好き嫌いがなくなるように頑張ってご飯作るぞ。

でも実際に我が家に赤ちゃんがやってくると
授乳でさえも
理想通りにならない現実が待っていました。

混合栄養という負い目。劣等感。
他のお母さん達が何気なく口にする
完全母乳という言葉を聞く度、
私は胸がえぐられるように痛かったです。

柴田愛子さんは、そんな私を救ってくれました。
一年ほど前の講演会でのことです。
「自分が母乳で育った人?ミルクで育った人?」
(この時は半々位でした)
「ほら、ね、わからないでしょう?ちゃんと育っているでしょう?」
私はこの一言に救われたんです。
大事なのは、自分が母乳をあげられることじゃなかった
赤ちゃんがしっかり育っていってくれること。
母乳かどうかにこだわって精神的に落ち込むことは
何より子どもが望まないこと。
私の赤ちゃんのために、
私にしかできないことは、他にいっぱいある。

時として私たち母親は、理想の母親像に縛られて、
すごく苦しんだり悩んだりすると思います。
でもそんな時、愛子さんの話を聞くと、
少し今の自分を好きになれて、
本当に子どもを大事にするってところに立ち返れる。
そんな風に感じます。

一年が過ぎ新たな悩みを抱えた今、
愛子さんに会えるのがとてもとても楽しみです。
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連載 なかだの森の講演会
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なかだの森であそぼう!の講演会は
「いつもの遊び場で、安心できる場で」
「子どもを遊ばせながら」
「外でのんびり」
を大切にして開催しています。

ですが、今回初めて、第2部を室内で行うことに決めました。
保育士や子育て支援など、実際に子どもに関わる方、興味のある方も
じっくりと愛子さんとの濃密な時間が過ごせるように!との想いからでした。

でも、もちろん、室内でも想いは一緒!
室内の椅子をしまい、みんなで輪になって座り、
愛子さんと共に考える時間にしたいと思います。


さて、今回の第2部開催には、私とともに講演会の実行委員をしているあっきー(6才と3才の娘、そして3人目がお腹にいる愛妻を持つパパ)の熱い想いがありました。

そして、第2部の開催を決定させてくれた本が
「子どもたちのミーティング〜りんごの木の保育実践から〜」
今回は、この本をあっきーから皆さんに熱くご紹介いたします!!

柴田愛子/青山誠著・りんごの木出版

<内容>
けんかのこと、遊びのこと、友だちに言いたいこと、子どもたち同士で話し合う、りんごの木のミーティング。子どもたちの言葉そのままに実況収録。第2部には、柴田愛子さんと青山誠さんの対談も掲載されています。











「子どもの気持ちによりそう」
愛子さんを紹介する時に、よく使われるフレーズ。
私も愛子さんの本を最初に読んだときに
心を惹かれたのがまさにこのフレーズ。

そんな思いがこもったお話しをぜひ生で聴いて見たいと思い、
今年の講演会講師はぜひ愛子さんにお願いしたいと企画を進めた。
勇気を持ってお願いをしたら、ほぼ即答でご快諾いただいた。
本当にうれしかった。

そんな矢先、「あっきー、こっちの本もかなりいいよ~」
と、またまたひろみさん(※当団体代表)に薦められたのが、これ

「子どもたちのミーティングりんごの木の保育実践から」

初めて読んだ時の感想は、
衝撃
だった。

子育て関係の本で、衝撃?
そう、衝撃。

りんごの木では子どもたちと「ミーティング」をしている。
この「ミーティング」は保育士と子ども達(十数人程度)が
輪になったりして、お題を元に、まさに意見を出し合う。
ここでも「目の前の子どもの気持ちによりそう」姿勢が貫かれている。
「よりそう」だけでなく、
「子どもたちをとことん信じる力強さ」
とでも言おうか、
「答えは子ども達が持っている
子ども達は答えを見つける力を持っている」
と、信じている想いに、力強さを感じた。

答えを自分たちで見つけ出す、作り出す力を
持っている子ども達に驚き、
子どもたちを信じて、
子どもたちの気持ちによりそう大人の信念に驚く。

そう、
二重の衝撃。

この「答えを見つける」というのは
「正解にたどり着く」ということとは大きく違う。

なぜなら、誰も「正解」は用意していない。
大人も勝手に自分の「正解」を用意して、押し付けない。

まさに「答えを見つけ出す、作り出す」ことが
とてもとても大事にされている。

巻末に寄稿されている章は
卒園間近の子ども達が、
みんなで遊んでいる大事なボール無くしてしまう。
卒園まで日が無い、りんごの木で過ごす時間が少ない、
その中でどうやってボールを探し出すか、
をテーマにしたミーティング。
そこで子ども達が出した「ボールを見つけるための案」を
一つ一つ実践していく課程が描かれている。
結果は読んでのお楽しみだが、
大人が答えを用意して、そこに導くようなことは決してせず、
子ども達が考えたことの実践にとことん付き合う
保育スタッフの姿に脱帽である。
そして子ども達は、自分たちで考えたことを、
とことん、とことん、やりぬく。
そう、自分たちで考えたからこそ、
「とことん」ができる。
「やらされ」で「とことん」やるのは、
「とにかくやらされる時間が長い」だけ。
絶対に、楽しいはずがない。
自分からやる「とことん」は
子どもたちの宝物の時間。
そして、その時間を共有した仲間はかけがいのない友達。
その友だちとの関係が切れても、
「友だちとは楽しいことが出来る」
というかけがいのない実感が残るのだろう。

この本の視点として面白いのは、
ミーティングをテーマにした本を発行することへの
葛藤も読み取れること。
この本は前半に子ども達とのミーティング内容の実録があり、
後半は愛子さんと保育スタッフ青山さんの、ミーティングに関する対談、
要するにミーティングに関する解説、という構成。

これ、ミーティングの「手法」だけ理解されて、
手法を真似てミーティングしているつもりになったり、
誤解される場合があるだろうな~
と思って読んでいたら、
やはりそこにもしっかりと言及している。

「りんごの木のミーティングを参考にして、ミーティングをやっているんです」
という他園の保育士に、実施内容を聞いて
「それはミーティングじゃない。手法を真似ているだけだ」
とバッサリと指摘することも多いとか(笑)
バッサリとされたほうはさぞショックだったでしょう。
誤解をされてしまうこともありえるだろうと考えつつも、
あえて書籍化してくれたことはうれしい。
「これは書籍化しても、誤解されることも多いから」
とあきらめられたら、このミーティングに知り合うことは
なかったのだから。

私が偉そうにいえることではないが、
ミーティングの手法よりも、
ミーティングをする時の、
子どもの気持ちに向き合う気持ちや姿勢を
感じ取ることが、一番大事なように思う。

今日はダメだな、テーマ設定が悪かったな、と思ったら、
バッサリとあきらめて、やめちゃうこともあるとか(笑)
いつもうまくいくとは限らないようで、
潔さも大事らしい。
ただ、これは愛子さんなりのやり方だろうから、
子どもと向き合う気持ちがぶれなければ、
子どもへの言葉の投げかけや、進め方は
一緒にいる大人のカラーが出てくるのだろう。

さらに面白いのは、3,4歳ぐらいの小さい子たちとのミーティング。
5,6歳の子達は、考えていることを発表しあったり、
問題を、解決案を出し合うことが出来るが、
3,4歳の子達はちょっと違うらしい。
現実と空想の世界の狭間に住んでいる彼らの
空想力や想像力を引き出して楽しみまくるのが醍醐味だとか。
これも楽しそうだな~。

勧めてくれたひろみさんは、
実際にミーティングを子ども達とやってみた感想を
このように話していた。

「子ども達は今、この瞬間を生きている。
 大人と子ども、という関係ではなく、
子ども達の「今」を一人の人として共有できる瞬間、
一緒に過ごせる時間を味わえる、楽しい時間」

なるほど~。
奥深い!

さて、こういった内容からすると、
保育の現場を持った方たち向け、
という意味合いが強そうだが、
決してそうではないだろう。

「答えは相手の中にある」
と信じて相手に向き合う、
という姿勢は、どんな相手と話すときも通用するはず。

そういえば、この会話術、
今年の初めにちゃんと
コーアクティブ会話術の講座で習ったじゃないか~(笑)

この会話術、
身近な人になればなるほど、
実践することが難しい、
と思うのは、私だけではないはず(笑)
相手に甘えると、自分が楽な話し方をしてしまうもの。
つまり、自分の答えを押し付ける話し方の方が、
圧倒的に楽に思ってしまうようだ。

「目の前の子ども(パートナー)の心によりそう」
「答えは目の前の子ども(パートナー)が既に持っている」
この二つの気持ちを、持ち続けるだけで、
我が家は円満になりそうな気がするが、
現実は、果たして(笑)



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Q&A
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今回のQ&Aはこちら!!

Q:柴田愛子さんの本も買えますか?

A:はい!
今回は愛子さんの著書を絵本も含め幅広く揃えました。
これだけ揃うのはあまりない機会じゃないかな!?
当日は愛子さんのサイン会も予定しています!
お楽しみに♪


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読んで頂き
ありがとうございました!
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柴田愛子さん講演会特集『愛子さんとわたし』第3回を読んで頂き、ありがとうございました。

★柴田愛子さん講演会「お母さん、それは悩むことではありません~大人の正解と子どもの本音~」に行ってみたいな!と思った方は・・・
柴田愛子さん講演会「お母さん、それは悩むことではありません~大人の正解と子どもの本音~」

★柴田愛子さんに興味を持った方は・・・
幼児とともにりんごの木
こちらもオススメ。愛子さんの愛が伝わってきます!愛子の部屋

さて、次回は最終回。
講演会前々日の水曜日の朝に更新いたします。
お楽しみに!



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 『子どもへのまなざし』からのお知らせ
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・毎週金曜日「なかだの森で遊ぼう」開催(最近の様子
・毎月第2土曜日(12/8、1/12)は土曜の森、気まぐれランチあるかも?
 1/12(土)は毎年恒例、『森のおもちつき』しますよ~。

12/7(金)柴田愛子さん講演会(無料)
・12/21(金) 午前「そとあそびの扉」、
・12/21(金) 午後「小学生!放課後集まれ!!森が遊び場」

※12/28(金)~1/4(金)はお休みです!年始は1/11(金)スタートです。
 「子どもへのまなざし」の予定が気になる方は、カレンダーを見てね!
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